Akito's -LifeWork-

広告代理店で営業職を15年。辛かったこと、楽しかったこと、嬉しかったこと。

【サミュエル・ウルマン 青春】人生に役立つオススメの詩を簡単にわかりやすくご紹介

 

 


   ~とある日の一コマ~ 


 
あ~、しんど。
辛い仕事を嫌々する毎日、、、。
耐えるだけの日々
 

 
あら!暗い顔して!もっと楽しくできないの!
 

 
最近は仕事の成果も、若い連中に抜かれてきてん。。
昔ほど無理できなくなったなぁ。。
 

 
・・・。
仕事への情熱が完全に薄れている。
 

 
はあ~。
無理せずチャレンジせず、だけど定年までは仕事して給料だけはもらわないと
 

 
あなたまだ30代じゃないの。。
 

 
家のローンもあるしね。今やめても他の仕事ってのもね、、

はぁ~、、、。
 

 
あなた、老けたわね。
そんなあなたに読んでほしい詩があるわ!あの楽しかった、若かりし青春の日々を取り戻そうよ
 
 

 

 

青春:サムエル・ウルマン 岡田義夫訳(青字は補足訳)

 

 

青春とは人生のる期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。
(青春とは、15~18歳など年齢ではなく心のありさまのことを言うのだ。)


優れた創造力、たくましき意志、炎ゆる情熱、怯懦きょうだしりぞける勇猛心、
(優れた創造力、たくましい意志、もえる情熱、弱気をはねのける勇気)


安易あんいを振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。
(安定を求めず、冒険することを恐れない。こういうありさまを青春というのだ)


年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。
(年をとっただけで人は老けない。理想を無くした時に、初めて老けていく)


歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。
(年月がたつと人の皮膚にしわができるが、情熱を無くしたときに人の精神は枯れ果ててる)


苦悶くもんや、狐疑こぎや、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ
(心配事、自責の念に苦しむ、人を疑い嫉妬する、不安、恐怖、失望、こういった感情が)


あたかも長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。
(まるで長い年月が経ったように人を老けさせ、イキイキとした心をゴミのようにしてしまう)


年は七十であろうと、十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。
(70歳であろうと16歳であろうと、その心に抱いて持っておくものは何か)


曰く驚異きょういへの愛慕心あいぼしん、空にきらめく星辰せいしん
(夜の空に輝く星のように、未知なることへ感動し、)


その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰きんぎょう、事にしょする剛毅ごうきな挑戦、
(素晴らしい志に対し、共感し尊敬慕う心、困難に負けないくじけない挑戦心)


小児しょうにの如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。
(子どものように求めて止まない好奇心、未知なる人生への喜びと興味)


  人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる。
  (人は信念があれば若く 疑いとともに老ける)


  人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる。
  (人は自信があれば若く 希望を失うと老ける)


  希望ある限り若く  失望と共に老い朽ちる。
  (希望を持つ限り若く 失望とともに老けていく)


大地より、神より、人より、美と喜悦きえつ、勇気と壮大そうだい、そして
(大自然のその美しさ、人の歓びと勇気の素晴らしさ、そのすべてを創った創造主)


偉力いりょくの霊感を受ける限り人の若さは失われない。
(その創造主の偉大さ、その偉大な霊感を魂で受ける限り人の若さは失われない)


これらの霊感が絶え、悲嘆ひかんの白雪が人の心の奥までもおおいつくし、
(これらの霊感を感じれず、不満や怒りの感情で心が積もり覆いつくされて)


皮肉ひにく厚氷あつごおりがこれを固くとざすに至れば、この時にこそ
(嫉妬や捻くれに心が固く閉ざれたとき)


人は全くに老いて神の憐れみを乞うる他はなくなる。
(人は一気に老いて、神に憐れみを乞うこと、求めることすらしなくなる。)


 

サミュエル・ウルマン

1840年生まれ、ユダヤ人でドイツ生まれ。アメリカへ移住し南北戦争ではアメリカ軍で従軍、その後に除隊し、商売を始め、結婚し子ども6人を育てる。市会議員や教育委員会なども多く参加した。白人も黒人も同じ教育(当時では画期的)を行い、病院設立など、地域貢献の活動に多く関わった。この詩は70歳の時に執筆。

 

 

 
子どものころおもちゃを買ってもらう前のワクワク感、初恋の心の高鳴り、これからの人生への大きな期待、をいつになっても持っていきたいね