Akito's -LifeWork-

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論語「学びて時に之を習う」現代語訳と意味・読み方を解説

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あっ!これは僕も知っているよ!意味はわからないけど聞いたことはあるなー
 

 
そうだね。もっとも有名な論語の最初一節だね。しっかり覚えないとね
 


-論語:学而第一より-

いわわく、まなびてときこれならう、またよろばしからずや。とも遠方えんぽうよりり、亦楽またたのしからずや。人知ひとしらずしてうらみず、亦君子またくんしならずや。
 

現代語訳

孔子曰く
「学んで、弟子達と時を決めておさらい会を開く、こんなにも楽しい事は無い
。  このように勉強していると、自然に同学同士で遠方から朋友が訪ねて来てくれる、こんなにもうれしい事はない。 
世間が自分の成果を認めてくれなくても不平不満を抱かない、なんと徳の高い立派な人ではないか」  出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~   
【原文】 子曰。學而時習之。不亦説乎。有朋自遠方來。不亦樂乎。人不知而不慍。不亦君子乎。  


 
 
原文は意味不明や
 

 
まあ、最初はそこは飛ばしていいよ(汗)
 

<意味・読み方>

・子(し) ⇒
先生※この文章では孔子さんのこと 
・曰く(いわく のたまわく) 
⇒お話された、言われた、仰った 
・亦(また)
 ⇒ここでの意味は「それはやっぱり」 
・説ばし(よろこばし)
 ⇒悦(よろこぶ)という漢字と同じ意味 
・朋(とも)
⇒ 前向きな気持ちにさせてくれる良いお友達 
・搵みず(うらまず) 
⇒怒らず・不満をもたず 
・君子(くんし) 
⇒人として立派で尊敬できる人

 
一つ一つの語句を覚えてしまうと、他の論語も読めるようになるよ。
論語は同じ語句や感じが度々でてくるからね
 

<コラム>


仕事でいうと、熱心に日中は働き仕事後は同僚と飲みに行ったりして語り合う。夢を持って仕事をすると自然と同じような夢を持った仲間が自然と増えていくもの。逆に頑張ってない人たちって、飲み会では同じような中途半端に仕事している人同士、会社の悪口を言い合ってるね。熱心に働く人、そういう人って会社や上司の不満を言わない!困難な仕事があっても文句を言わずテキパキ働き乗り越える、立派な社員だね。そういえば仕事に集中してて、会社の文句言っている人って見たことない!むしろ改善点を上司に提示したり、それによってさらに評価が上がってるイメージです。前向きに生きていると、前向きな良い友達が集まってくる。そしたら、どんどん人生が楽しくなってくるんだ。
 
 

 
それでは、全体を把握できたから、もう一度読んで見よう
 


-論語:学而第一より-

いわわく、まなびてときこれならう、またよろばしからずや。とも遠方えんぽうよりり、亦楽またたのしからずや。人知ひとしらずしてうらみず、亦君子またくんしならずや。