
人は誰でもミスや失敗をするもの。それは仕方がないけど、その時どうするかが大事だね。そういう時ほど人の本性がでるからね。この論語はその戒めになる一節よ
‐出典:論語(ろんご)・衛霊公(えいれいこう)より‐
子曰 わく、過 ちて改 めざる、是 を過 ちと謂 う。
【漢字と語句の説明・意味・解説】
・子(し)⇒孔子は
・日わく(いわく)⇒おっしゃった
・過ちて(あやまちて)⇒過ちを、失敗をしてしまって
・改めざる(あらためざる)⇒反省しない、認めない、あらためない
・是を(これを)⇒これを(そのままの意味)
・過ちと(あやまちと)⇒本当の失敗、おろかなこと
・謂う(いう)⇒いう(そのままの意味)
現代語訳
孔子曰く
「自分の過ちに気付きなから、あくまで非を通そうとする人がいる。そこに過ちが完成される」
原文
子曰、過而不改、是謂過矣。
コラム
実社会には、この論語を学んだ方が良い方がたくさんおられます。一番具体例としていいのが「リコール隠し」!製造過程で過ちがあった。これは仕方がない。人がする仕事はミスも起きてしまうでしょう。しかし、わかっていながら改めない。その結果、より重大な悪い結果がもたらされます。例えば、大手シーロベルトの会社だった(株)タカタがまそにそうです。改めなかったことが真の過ちであった。わかっていても失敗を認めない、謝れない、その結果、信頼を失い倒産。。みんな間違えたら「ごめん!」すぐいえる人になろう!ダメなことはすぐに改めれる人になろう!
失敗や間違いを犯したら、すぐに素直にあやまることを心がけましょう
‐出典:論語(ろんご)・衛霊公(えいれいこう)より‐
子曰 わく、過 ちて改 めざる、是 を過 ちと謂 う。