※2020年12月28日更新
今さらながらやけど、論語ってなんなん?
2500年前の古代中国にいた聖人「孔子(こうし)」と弟子達の対話が描かれている書物
日本でいうと弥生時代か。その時代の中国は文明が栄えてたんだね
2500年も読み続けられる本ってなかなか無いね!さあ、今日も読んでみよう!
学而(がくじ)1-7
≪現代語訳≫
子夏曰く
「『とかげの肌色は賢々として周囲に応じて変わる』という古語がある。これは人間は父母に仕えるときは全力で孝行し、会社に仕える時は一身を捧げて勤め、友達と交わるときは信義を守り、言動に責任を持つ事の例えである。この様な人はもし学問した事がないと世間がからみなされても、私はそういう実践こそが学問でありこの古語の意味を真にわきまえた人だと断言しよう」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
子夏曰く
「『とかげの肌色は賢々として周囲に応じて変わる』という古語がある。これは人間は父母に仕えるときは全力で孝行し、会社に仕える時は一身を捧げて勤め、友達と交わるときは信義を守り、言動に責任を持つ事の例えである。この様な人はもし学問した事がないと世間がからみなされても、私はそういう実践こそが学問でありこの古語の意味を真にわきまえた人だと断言しよう」
出典:論語~人望を得て人生を豊かに生きるための言葉~
【ポイント・漢字の説明】
子夏曰く(しかいわく)
・・・孔子の弟子の子夏が言った
賢を賢として(けんをけんとして)
・・・賢くて立派な人を尊敬すること
色に易え(いろにかえ)
・・・好むこと
父母(ふぼ)
・・・お父さんお母さん
事えて(つかえて)
・・・尽くすこと
良く(よく)
・・・十分に
其の(その)
・・・その
竭し(つくし)
・・・力をつくす
君(くん)
・・・王様
身(み)
・・・自分の体を
致し(いたし)
・・・最後までつくす
朋友(ほうゆう)
・・・友達
交る(まじわる)
・・・つきあう
言いて(いいて)
・・・話す
信有らば(しんあらば)
・・・嘘をつかないこと
未だ(いまだ)
・・・まだ
学ばず(まなばず)
・・・勉強する
雖も(いえども)
・・・とはいえ
吾(われ)
・・・私
之(これ)
・・・これ
謂わん(いわん)
・・・言う
孔子は勉強して賢い人より、素直で良いことを「実践」できる人を評価しているね
そう、何事も「実践」がすべて。「百聞は一見に如かず」っていう諺もあるね!
ポイントをつかんだら最後にもう一度読んで見よう